25.07.18
読みもの
普段学生はどんな授業を受けているのでしょうか?今回は工芸デザイン学科で行われている授業の一部を紹介します。
工芸デザイン学科では「漆?テキスタイル?金属?陶」の4つの素材を使い、「美術工芸?クラフト?ファッションジュエリー?インテリア」の4つの分野が学べます。この中から今回はテキスタイル分野の授業で行われている「浴衣づくり」を紹介します。
この画像に写っているものも、全て学生の作品です
まずは染色の授業!浴衣の生地に模様を染めていきます。
型紙を好きな模様に彫り抜き、布に型紙を置きます。防染糊を均一にのばして模様を写し、地入れをしていよいよ染色へ。
染色していくとこんなに素敵な模様が!
一つひとつの工程を丁寧に進めていくことで、デザインが少しずつ布に息づき、世界に一つだけの模様が浮かび上がります。
丁寧さが大事です
続いては織の授業です。先ほど作った浴衣に合う帯を制作していきます。使うシーンを想定したデザインをもとに糸を染め、糊つけ?整経?経巻きを行います。
織機に1本ずつ糸を通したら、いよいよ織の時間です。
集中して織っていきます。ヨコ糸を織り込むリズムとともに、縞模様が布の上に現れて、帯が少しずつ仕上がっていきます。
素敵に完成しました!
作品完成後は浴衣を着て撮影も行います!学生それぞれがイメージした写真になるように工夫して撮影していきます。
素敵な雰囲気
山形の夏といえば「花笠まつり」!学生たちは完成した浴衣を着てお祭りを楽しみました。
自分が作った浴衣を着てお祭りに行く。そんな素敵な体験ができるのも芸工大ならではではないでしょうか。
今回ご紹介した授業はほんの一部!工芸デザイン学科の授業内容をもっと知りたい方は7月26日(土)27日(日)に開催される夏のオープンキャンパスにお越しください!
ピンクのTシャツが目印
先生と学生がみなさんのお越しをお待ちしています。