試験内容
体験授業(240分程度)
(当日にイラストレーション、自画像デッサンのいずれかを選択し制作します)
【イラストレーション制作】
各自がテーマを自由(絵画的表現から絵本?漫画?アニメ表現まで、抽象具象?カラーモノクロ問わず)に設定し、イラストレーションを制作します。事前のレクチャーでは他者に伝えるイラストレーションのポイントについて学び、理解します。
※B3画用紙を配布します。制作中資料を見ることはできません。
【自画像デッサン制作】
鉛筆または木炭による自画像デッサンを制作します。事前レクチャーを行いデッサンのポイントについて学び理解します。
※鉛筆デッサンはB3サイズ(36.4×51.5cm)の画用紙と鏡、木炭デッサンは木炭紙大(65×50cm)の木炭紙と鏡を配布します。
体験授業終了後、面接の前後の時間を利用して、今日の作品のコンセプトや制作を振り返って気付いたことや考えたことを400字程度のミニレポートにまとめ、提出してもらいます。レポート用紙は配布します。
評価のポイント
【イラストレーション制作】
- 教員の説明を理解し、前向きに制作に取り組めるか
- 作品において、自由な発想力や可能性があるか
- ミニレポートで、制作を冷静に振り返り、自分の言葉で書くことができるか
【自画像デッサン制作】
- 教員の説明を理解し、前向きに制作に取り組めるか
- 作品において、立体感や質感などの造形力があるか
- ミニレポートで、制作を冷静に振り返り、自分の言葉で書くことができるか
面接(一人15分程度)
評価のポイント
- 志望動機を明確に述べることができるか
- 自分の強みや将来の希望を自分の言葉で伝えることができるか
- 質問に適切に受け答えできるか
受験までの準備
【イラストレーション制作】
- 自分の描きたい世界を見つけられるよう日常的にスケッチやドローイングを行う
- 描きたい世界を他者に伝えるつもりで描く習慣をつける
【自画像デッサン】
- 自分らしいポーズを探し、クロッキーを行う
- 観察を大切に、顔の立体感や質感の違いを描けるよう練習しておく
自分の考えや感じたことを客観的に振り返り、文章にまとめる習慣を付けておく
持参物
筆記用具、画板(カルトンかパネル)、汚れても構わない服装
【イラストレーション制作】
自分が表現しやすい画材(水彩絵具、アクリル絵具、ペン類、コピック、インク、色鉛筆、鉛筆など使用画材は自由ですが油絵具やデジタル機器は不可)、必要な筆やパレットなどの描画用具
【自画像デッサン制作】
鉛筆または木炭、カッター、練りゴム、プラスチック消しゴム、ティッシュやガーゼなどのデッサン用具
※木炭を選択する場合、下書き用紙は各自持参してください